幸せについて
JAFをめくるといろんな人たちが幸せについてを語っていた。
私は幸せという言葉を使わないというか、幸せに該当する心境? を持っていない気がした。
私の好きな作品に「月曜日の友達」という漫画があり、 その作家の阿部共実さんが昨年ツイッターで電気毛布と幸せについ てをつぶやいていて(ざっというと「- 1を0に上げる瞬間に幸福を感じる」と。)、 私の幸せの感覚もその感じに似ていると思った。
私はかつて東京でひとり暮らしをしていて、体をこわして「 死ぬかもしれない?」ってなって( いつも体調不良になってもどこかにカンプ一つはあるという感じだ ったのだが、そのときはそれを感じなかった。) 命がけで田舎の実家に帰還し、しばし床に伏していた。
あるとき雨が降って、その雨の音をきいたとき、
何て綺麗なんだ
と感じて
ああ私は天国に帰ってきたんだ
と思ったのを憶えている。
私はけっこうな段差がないと幸せと感じることができないというこ となのかもしれない。
でもおそらく、感じ方というのは動いていくから、 しばらくしたら自分にとっての「幸せ」は変わるのかもしれない。